廃止がもったいない...!超豪華特急SVO

「古いものに価値がある」とはよく言ったもので、鉄道界でも葬式鉄なんていうワードを聞いたりします。

こんな言葉が最近よく聞かれるようになったのも、鉄道車両の引退、路線の廃止などが相次いでいるからでしょう。平成から令和に元号も変わり、鉄道界も変化が訪れようとしています。

 

ここ東海道線でも新しい情報が多く流れてきています。E257系の転属。通勤ライナー廃止。そして、スーパービュー踊り子の廃止。

 

東海道の、そして日本の豪華特急の一つがまた消えることになります。

 

今回はそんな消えゆく鉄道車両の一つである251系を紹介します。(既に251系は定期運用を離脱しています。)

日本語も英語もツメツメの表示。下の品川行きでは感じない大物感です。まだ東京駅の「始発駅としての威厳」を感じさせてくれます。

ついにグリーン車の車内です。2階ならではの少し狭い天井に、超ビックな座席。これが251系の醍醐味です。まずシートピッチが広い!1300mmもあるようで、普通の人は足が前に届きません。

シートピッチが広すぎるがゆえ、フットレストはありません。その代わりに備わってるのがレッグレストです。これの角度もまたいい!

好みに合わせてゆったりできる姿勢を変えられるのが251系の良さだと思います。

 

テーブルは壁に備え付けているテーブルと、インアームテーブルの2つ。これもまた広いシートピッチならでは、ですね。255や185の小さいインアームテーブルとは違い、2枚折が可能なタイプ。駅弁や飲み物などが普通における、全然困らない大きさです。

普通車です。普通車もシートピッチが1000mmと、広め。こちらは座面スライドがありグリーン車とは違えどかなり快適になっています。

荷物置きはまるで航空機。窓もかなり広い。

普通車でもかなり満足できる仕様です。

個室席です。1階に入った瞬間雰囲気がガラッと変わります。

車内は暖色系のライトにグリーン車と同じく落ち着いたモケット。そして独特な一階席からの眺めが特徴。家族で乗るのもよし、友達と乗るのもよし。3部屋しかないのでチケットは早めにとりましょう。

サロンルームです。個室と同じく1階にあります。

軽食やお菓子などを販売しているほか、休憩室的な役割もあります。グッズの発売は無くなってしまっているようです。

その他の写真です。

前のアングルから見ると651系のグリーン席に見えなくもないです、が。

ドアは窓ありと窓なしの2タイプ。窓なしは終点以外は開きません。

ということで熱海に到着。この独特な形状がいつ見てもカッコ良い...

 

発車後に黒船電車も止まっていました。このアニメは...なに?

最後に面白い(?)ものを見せておきます。

あれ...逆転現象!?